志望校選び~近い将来を考えてみる~

期末テストが終わりました。
中学3年生は志望校を決定する時期に入ってきました。

さて、志望校選びで大切なのは、最後は誰が決めるのかとうことです。
志望校を決める可能性のあるのは以下です。

「本人(生徒)」
「保護者」
「学校の先生」
「友人」
「親戚」

当然、一番良い場合は「本人」が決める、「保護者」「学校の先生」もそれに賛成するのが一番良いです。


悩む場合は「本人」と「保護者」で考え方が違う場合です。
そこで、ぜひやってほしいのは合格と不合格で近い将来を考えて見欲しいです。




例えば、本人が合格率40%の高校に受験したい場合



合格した場合には、高校での勉強は大変になるかもしれません。
大学や専門学校への進学で推薦は難しいかもしれません。



不合格であった場合には公立高校の二次募集か私立高校などの第二志望の学校になります。現実的に第二志望の学校が存在するのであれば良いのですが、ない場合にはまずは第二志望の学校を決める必要があります。格率40%の高校を受験するためにも真剣に第二志望の学校を検討しましょう。


このように「合格」した場合と「不合格」だった場合と真剣に考えてみましょう。
受験は希望すればできます。ただ合格できるかは別の問題です。


また、「友人」のお話も注意が必要です。

「●●高校は中退者が多い」
「●●高校はつまらない」
「●●高校はだらしない」など

は基本的に根拠(証拠)がないことが多いです。


どこの高校も中退者はいます。
どこの高校でもつまらないと言える人もいます。


特に大学や高校では多くの場合は1校しか経験しません。
多くても2校です。


例えばAさんが●●高校が楽しかったと思っていても、
Bさんはつまらなかったと思っているかもしれません。

でもAさんは違う高校を経験して比べているわけではありません。
「友人」のお話を参考にする時は、バランスを考えながら聞きましょう。


「親戚」も「友人」と基本的に考え方は一緒です。
それは証拠があるのか?根拠があるのか?考えましょう。

「友人」は生の声として1つの意見として考えられます。
一方で「親戚」の情報は少し古い場合も多いです。

「●●高校は不良が多い」
「●●高校はいじめが多い」
「●●高校は校内暴力が…」

しかしそれは10年以上前の話である場合も多いです。
今は就職が強い学校として改革が進んでいる学校や、進学校になっている高校もあります。

一方的な情報だけで決めるのではなく幅広く情報を集めましょう。


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